こんにちは、イカです。
今年も店頭にブーツが登場してくる季節になってきました。
ブーツって他のパンプスと違って覆われている部分が多いし、多少大きいサイズを選んで買ってませんか?その結果、靴ずれになったりしてませんか?今回は、元靴販売員のイカが失敗しないブーツの選び方を7つのチェックリスト付きで教えます!
ブーツを選ぶときの7つのポイント
- 足長が合っている
- 足幅が合っている
- かかとのカーブが合っている
- 甲の高さが合っている
- くるぶしが当たっていない
- 履き口に違和感がない
- 筒の長さが合っている
①〜⑤はブーツ以外の靴でもチェックしたいポイントですが、⑥・⑦はブーツを買うときはぜひチェックしてほしいポイントです。
それでは一つずつ説明していきます!
足長が合っている
いわゆる足のサイズですね。23cmとか23.5cmとか。爪先が当たってないか、捨寸がちゃんとあるか確認してください。
※捨寸の話はまた別記事で書くのでしばしお待ちください!
足幅が合っている
いわゆる幅ですね。親指と小指の付け根の部分は少し骨が出っ張っているので、そのあたりが当たって痛みがないか確認してください。でも、靴の中で足が動かないようにある程度のフィット感は必要です。
かかとのカーブが合っている
靴を購入する時点でかかとの部分に気を使う人、けっこう少ないです。しかし、かかとやくるぶし周辺を靴ずれすることって意外と多くないですか?既製品でかかとのカーブまでぴったりする靴を見つけるのは難しいですが、せめて店頭で試し履きしたときにかかとに違和感を感じた場合は購入を控えた方が良いでしょう。
甲の高さが合っている
スニーカーやレースアップのブーツなど、靴紐が付いている靴はある程度調整できるので安心ですが、調整ができない靴の場合は甲の部分も確認してください。足が靴に収まったとしても歩いてみると圧迫感があって歩けなくなったり、甲と靴の間に隙間がありすぎると足が前に滑って靴ずれの原因になったりします。
くるぶしが当たっていない
パンプスを履いているときも靴とくるぶしの位置が合ってないとよく靴ずれになりますが、ブーツでもこれは当てはまります。ほとんどの靴はかかとの部分に芯が入っています。ブーツでもこの芯がくるぶしに刺さって痛くなることがあるので要チェックです。
履き口に違和感がない
特に素材が硬い場合は注意です。ベロ(甲の部分の泥除け)が足に刺さったり、筒が長いブーツも歩く度に履き口が擦れて痛くなる場合があるので要チェックです。
筒の長さが合っている
これは好みの問題もありますが、足の長さや形(O客やX脚)によって合う長さが異なります。注意したいのが、しゃがんだ時に履き口が膝の裏に被ったり、刺さったりするもの。試し履きするだけでは気付かないことが多いので、しゃがんでみることもおすすめです。
試し履きできない通販では特に注意が必要です。自分の足の長さと商品の筒の長さを必ずチェックしてからポチりましょう!
必ず試し履きをする
ブーツはスニーカーやパンプスなど他の靴と比べて長さがある分、サイズ感が異なります。足のサイズが合っていても、くるぶしの位置や足首〜ふくらはぎのフィット感を確認する必要があります。これだけは言わせてください。
ブーツを買う時は、必ず試し履きしてください!!
試し履きできない場合は、細かいサイズを確認する
本当は上のチェックリストを確認するためにも、試し履きするのが一番です。でも、通販で購入するなど試し履きできない場合は、商品詳細ページで細かいサイズを確認するようにしましょう。
その際にチェックするのは、上記の7つのポイントに関連するサイズです。
靴下で履くか、タイツで履くか
購入しようとしているブーツは、靴下で履きますか?それともタイツで履きますか?
タイツやストッキングの場合、靴下で履くときと違って足がキュッと縮まります。さらに、足が靴の中で滑りやすくなるのでしっかりフィットするブーツを選びましょう。足が靴の中で動くと、靴ずれの原因にもなります。ヒールが高くてどうしても前に滑りやすいブーツは、シリコン製の中敷を使うと少し滑りにくくなります。
靴下で履く場合は、ちょっと厚めの靴下で履くのか、薄めの靴下で履くのかを考えてから購入しましょう。
ちなみに、お店に靴下を持っていっても全然問題ありません。想定している履き方で試し履きに挑みましょう!!
ムートンブーツを買うときの注意
UGGやEMUなど、ブーツの内側がもこもこしているブーツを買うときは要注意です。しばらく履いていると、もこもこしていたボアの毛が寝てきます。たくさん履いているうちに少しゆるくなってくる感じがするので、購入する時はフィット感があるブーツを選ぶのがおすすめです。(だからといって、指先が当たっていたりするのはダメですよ!)
まとめ
ブーツって他の靴より値段が高いものが多いですよね。だから、自分の足に合わない靴を買ってしまうのは本当にもったいないです。しかも、誰かにあげようと保管するにしても、捨てるにしてもかさばるので扱いづらいです。
自分の足に合って長く愛用できるブーツを見つけて、寒い冬を乗り切りましょう!
コメント